人材育成の重要性
優れた高品質の製品をつくるには、優れた技術が必要です。優れた技術をつくるには、よい環境と設備が必要です。
そしてそれらを活かし生み出す「人」が、最も重要だと考えています。
高橋電機では、人材の育成こそが「ものづくり」の基本であると考え、創業以来一貫して人材育成を重視し、注力しています。
叩き上げの職人技を持った社員の技術を新入社員に教え込み、常日頃から社員一人ひとりのスキルアップを図っています。
優れた高品質の製品をつくるには、優れた技術が必要です。優れた技術をつくるには、よい環境と設備が必要です。
そしてそれらを活かし生み出す「人」が、最も重要だと考えています。
高橋電機では、人材の育成こそが「ものづくり」の基本であると考え、創業以来一貫して人材育成を重視し、注力しています。
叩き上げの職人技を持った社員の技術を新入社員に教え込み、常日頃から社員一人ひとりのスキルアップを図っています。
積極的に各種の国家検定試験の受験を奨励し、現在までに多くの合格者を輩出しています。
製造ラインにおける有資格者の割合は年々高くなっております。
平成14年に配電盤・制御盤組み立て作業2級技能試験において当社初の女性合格者3名を輩出して以来、女性社員の技能もますます向上しております。
また、平成18年度の第53回福島県溶接技術競技会において、薄物のTig溶接部門では当社社員が一位を、Co2溶接では二本松市長賞を獲得いたしました。
創業時より、幹部・リーダー育成を主眼とした、外部研修機関を活用した管理者教育を積極的に導入し、平成14年からは全社員教育として、一人ひとりが目標を持ち、自ら管理し、実現のための意欲を引き出す「3KM研修」(※)を導入し、会社の業績向上のためだけではなく、個人、家庭を尊重する企業風土の形成に寄与しております。
実際に新入社員を迎え入れた際の例を少し具体的に説明しますと……
まず、新入社員には製造の各工程を経験してもらい、ものづくりの流れを憶えてもらいます。
その後、各自の担当が決まると、その工程の担当者が作業に応じて技術指導を行なっていきます。
ただし単に自分の担当する工程のみを習熟してもらうのではなく、自分の担当工程の前後の工程まで、臨機応変に必要に応じて応援できるスキルも並行して身につけさせるようにしています。
それら長年続けている人材育成の成果として、ものづくりに精通した技術と即戦力を併せ持った多能工社員が伸びてきており、当社の大切な「人財」となっております。
私たちが精度の高い製品を提供するためには、こうした社員が一丸となって取り組んだ技術研鑽の結果が大きな要因となっているのだと考えています。