高橋電機が福島県二本松市の地に工場を構えてから、40余年の歳月が経ちました。
この地での方言に、ゆっくり、ていねいにという意味の「までい」という言葉があります。
智恵子抄に歌われた、高村智恵子が愛したこの地の「ほんとの空」の下、
私たちは “までいに真面目にしっかりと” ものづくりを続けてまいります。
高橋電機のある福島県二本松市は、福島県のほぼ中央に位置し、西に高村光太郎の詩集「智恵子抄」に歌われた標高1,700mの秀峰安達太良連峰、東に阿武隈山系を望み、その中央を阿武隈川が流れ、東西に21.0km、南北に13.5kmと横長の地形になっています。
丹羽氏十万石の城下町として栄え、華やかな城下町文化を支えた職人たちの華麗な技と精神が今も脈々と受け継がれ、銘菓、銘酒、家具、麺、農産物、漬物、民芸品など数々の名産品があります。
昭和30年から始まる、二本松の菊人形は、回を重ねるごとにスケールと豪華さを増し、今では日本最大菊の祭典との定評を得るまでになりました。
日本三大提灯まつりのひとつである、二本松のちょうちん祭りは、毎年10月に華々しく繰り広げられます。7台の金箔漆塗りの太鼓台が、祭囃子もにぎやかに市内をねりあるき、また夜は、一台に約350個もの紅提灯がつけられ豪華絢爛に秋の夜を彩ります。