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制御盤・保護盤の製造と精密板金、人と技術のトータルクオリティ、高橋電機株式会社
近年、顧客からのコスト低減・リードタイム短縮要請は益々厳しくなっております。
当社の配電盤・制御盤製造は、早くからその要請に常に前向きに取り組み、改善活動を重ねてまいりました。
その解決策として、盤外作業と呼ばれるモジュール作業化により作業性の向上・リードタイム短縮が可能となり、生産性の向上を図っております。
盤外作業とは、その名のとおり、「盤」の「外」で作業を行うことです。
盤づくりの作業を、同一の作業単位にグループ分けし、作業性を最大限考慮した姿勢で行えるよう工夫・製作された専用作業台・治具・加工機でそれぞれ行います。
電線・ケーブル類の加工は設計データから測長データを自動生成し、あらかじめ、両端、または片端末処理されたものを事前に製作し、一気に必要最小限の盤内での配線作業で済むようにしております。
このことにより、作業の効率化ももちろんのこと、無理な作業姿勢による作業従事者の疲労も軽減し、無理な姿勢や疲労によるケアレスミスの回避も実現しております。
また、モジュール・ユニットとして盤外での作業をすることにより、各工程の作業を並行して進めることを可能とし、リードタイムの短縮に大きく寄与しました。
製造の最終段階である試験工程では、当社はDC試験、単体試験から総合試験まで一貫して対応しており、単体試験では一部で自動試験(夜間)も行ない、試験工程に欠かせない確実性も確保しております。
DC試験と呼ばれる配線チェックは、自社でプログラム作成し、ほとんどが自動化されております。
これらの試験工程を確実に行なうことで、万に一つも障害を起こさないような最高の品質を求められる電力用発電・変電制御盤・系統保護盤等の厳しい要求にお応えしております。